ひとつちがえば
 「幻想文学」の日本のホラー特集だったかな。清水義範の短編集が紹介されており、「もやの中の終章」その他の作品にアイデンティティーの喪失の恐ろしさ、などと解説がついておりました。 僕は「国語入試問題必勝法」という文庫版短編集の中で「もやの中の終章」を読んだのですが、表題作で爆笑して、もやの中で爆笑したので、あれが怖い話だなんてありえねぇんです。まぁ、SF的な作品もあることだしホラーとまではいわないけど、奇妙な味というならばありかな。あー、「人間の風景」にも地雷が仕掛けてあるので、電車の中で読むのは危険。 夏だからという訳ではありませんが、買ったままだった遠藤周作「怪奇小説集」読みました。すべてが怖い話ではありませんが、「蜘蛛」だけが生理的嫌悪をもよおすほど飛びぬけて不気味な話です。おすすめ。 話は代わって、またまたBOにて入手した本。ジョルジュ・シムノン「雪は汚れていた」、百円。以前古本屋で見つけた時は千円だったのに。古本は一期一会、見つけた時が買い。この概念がくつがえりそう…。では。
【2007/08/09 16:46 】 | 未分類 | コメント(0) | トラックバック(0)
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